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のび太の恐竜

ドラえもん映画の記念すべき第1作。
1980年に上映されたこの映画から、ドラえもんの映画は始まりました。
そして、2006年、声優陣が一新されてから初めて製作された映画も、この映画のリメイク版「のび太の恐竜2006」でした。
「のび太の恐竜」は、まさにドラえもん映画の原点であり、ドラえもん映画を語る上で、欠かすことのできない一作といえるでしょう。

あらすじ

のび太が卵の化石を発見して育てた恐竜「ピー助」とともに、恐竜の住む白亜紀を舞台に冒険する物語です。

名場面・名セリフ

最初のお別れ

元ネタとなっている短編作品でのラストのシーンです。ピー助の声を背に、涙を流しながらタイムマシンに乗り込む場面は、涙なしには見られません。

ジャイアンとのび太の友情

ピー助を狙う恐竜ハンターが、のび太たちに「ピー助を渡せば元の時代の日本に送り返してやる」との条件を出します。
スネ夫は、この条件を飲んで、元の時代に送ってもらおうと言います。
のび太は、なんとしてもピー助を恐竜ハンターには渡したくないので、日本まで歩く、と主張します。
それに対するジャイアンのリアクション。
ジャイアン: おれは歩く!! のび太と一緒にな!!
のび太: あ、ありがとう!! ジャイアン。
ジャイアン: いや……。おれが「タケコプター」を落とした時、おまえ、おれの手をはなさなかったもんな。
そう、この前の場面で、ジャイアンはのび太に助けられているのです。
映画ならではのジャイアンの義理堅い友情に、思わず感動です。

ただし、残念ながらこの場面、1980年の映画にはなく、コミック版のみです。
でも、リメイク版の「のび太の恐竜2006」では、この場面がちゃんと作られています。

競技場

話も大詰め、敵の本拠地に乗り込むのび太たちですが、「競技場」と呼ばれる広場に追い込まれ、そこに、腹ペコのティラノサウルスが送り込まれます。
絶対絶命のピンチですが、のび太たちは、思いがけぬ幸運により、このピンチを乗り切ります!

最後のお別れ

最後、のび太は現代に戻るため、ピー助とお別れします。
最後のお別れですが、前半の最初のお別れより淋しくない気がします。ピー助の周りに、同じ首長竜がいっぱいいるからでしょうね。後味の良いエンディングです。

映画DVD・大長編単行本

関連する短編作品

のび太の恐竜

上の方でも少し書きましたが、この映画には、元ネタとなる短編作品があります。
タイトルもそのまま「のび太の恐竜」です。
この短編版では、公園の池で飼っていたピー助が発見されそうになり、ピー助の生まれた時代に送り届ける決意をし、涙の別れの後、ギャグマンガらしいオチが付いて終わりとなっています。
興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい。
のび太の恐竜」 収録単行本一覧
てんとう虫コミックス 10巻
コロコロ文庫 恐竜編
コロコロ文庫デラックス わくわく大自然編
※単行本名をクリックすると、その単行本の収録話一覧に移動します。

恐竜ハンター

映画では、恐竜ハンターが敵として登場します。
大長編でドラえもんが恐竜ハンターについて説明した一節。
しずか: なあに、恐竜ハンターって。
ドラえもん: 中生代のめずらしい動物を、殺したりつかまえたりして金持ちに売るんだ。
でも、これは航時法という法律で禁じられてるんだよ。
なるほど、恐竜ハンターって、いけないことなんですね。
……って、あれ?
このお話では、ドラえもんが恐竜を狩っちゃってるんですけど!
しかも、ドラえもんったら、相当の場数を踏んだ、かなりの手練のようで、肉食恐竜が迫っても落ち着いたものです。
ドラえもん: このおちつきが、しろうとくろうとのちがいだ。
と、隣で慌てるのび太に対して、したり顔です。
ま、その後、すぐにドラえもんも慌てることになっちゃうんですが。
ちょっといけないドラえもんの雄姿を拝みたい方は、ぜひ!
恐竜ハンター」 収録単行本一覧
てんとう虫コミックス 2巻
コロコロ文庫 恐竜編
コロコロ文庫デラックス わくわく大自然編
大全集 1巻
※単行本名をクリックすると、その単行本の収録話一覧に移動します。
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