のび太の宇宙小戦争
あらすじ
ある日、のび太たちの前に現れた小さな宇宙人。彼は、ピリカ星の大統領パピ。独裁政治を目指す反乱軍から逃げるようにして地球に流れ着いたとのこと。
ピリカ星をパピの手に取り戻すため、のび太たちが立ち上がります。
名場面・名セリフ
映画撮影
物語冒頭、のび太はスネ夫、ジャイアンと一緒に、スネ夫の部屋で映画撮影に取り組んでいますが、撮影現場をメチャメチャにしてしまい、メンバーから外れされてしまいます。
その後、ドラえもんの道具を使い、しずかちゃんを仲間に入れて独自に映画撮影を開始します。
一方、スネ夫とジャイアンは、出木杉を仲間に入れ、非常にクオリティの高い映画を撮影。
物語は、その映画撮影現場で発生した思わぬアクシデントをきっかけに始まっていきます。
起死回生
物語の大詰め、のび太、ドラえもん、ジャイアンは捕まり、スネ夫としずかちゃんは乗っていたラジコン戦車のアンテナを撃ち落とされ、海に墜落……。
絶体絶命のピンチですが、思いがけない事態が発生して……。
映画DVD・大長編単行本
関連する短編作品
この映画は小さな宇宙人が小さな宇宙船で地球に辿り着く、というお話ですが、短編集でも、同じシチュエーションの話があります。
また、導入部で映画撮影をしていますが、短編にも、みんなで映画を作る話がありますので、併せてご紹介します。
天井うらの宇宙戦争
部屋でドラえもんに出してもらった「スペースウォーズ・ゲームセット」で遊んでいたのび太ですが、ゲームに含まれていないはずの宇宙船が登場します。
その宇宙船には「R3-D3」というロボットが乗っていて、彼(?)によると、「アーレ・オッカナ王女」が「アカンベーダー」に捕らわれている、とのこと。
なんか、どこかの映画で見たような名前が出てきますね……。
アカンベーダーは、なんと、ジャイアンの家の屋根裏に基地を作っていました。王女救出に向かうのび太達でしたが……。
超大作特撮映画「宇宙大魔神」
ドラえもんが、「イージー特撮カメラ」を使い、自分の夢だという、大きなどら焼きの上でナイフとフォークを手に大喜びしている映像を撮るところから話は始まります。
しずかちゃんを女優としてスカウトしに行くと、出木杉が遊びに来ていて、映画の話に興味を示し、仲間に加わることになります。
出木杉は、八ミリのアニメように書いていたという『宇宙大魔神』なるシナリオを見せ、みんなに声を掛け撮影を開始します。
ジャイアンを入れると思い通りにかき回されてしまう、とジャイアンを仲間に入れない予定で始まった撮影でしたが……。