のび太の日本誕生
あらすじ
のび太と仲間たちは、みんな家で嫌なことがあり、揃って家出をすることに。行先は、なんと七万年前の日本!
その世界では、精霊王ギガゾンビ率いるクラヤミ族がヒカリ族を虐げていました。「精霊王」なんて、まじない師のようなもんだろう、とタカをくくっていたドラえもんでしたが、実際に会ってみると、それは想像を超えた強敵で……。
名場面・名セリフ
ペガ・ドラコ・グリ
「動物の遺伝子アンプル」と「クローニングエッグ」を渡され、ペット大臣に任命されたのび太。
エッグにアンプルを注入するだけだから、のび太にもできる、とバカにされたのが悔しくて、何とかみんなを見返してやろうと、すごいアイデアを思い付きます。
複数の動物を組み合わせて、ペガサス、ドラゴン、グリフィンを創り出し、それぞれ、ペガ、ドラコ、グリと名付けるのでした。
精霊王ギガゾンビ
ドラえもんは、最初話を聞いて、「精霊王」なんて、まじない師のようなもんだろう、とタカをくくっていましたが、実は恐るべき力を持っていて、まじない師なんてものではないことに気付きます。
彼は一体何者なのでしょうか?
のび太絶体絶命
「リニアモーターカーごっこ」で目的地へ急いだドラえもん達でしたが、途中、のび太がはぐれてしまいます。
猛吹雪の中に一人取り残され、絶体絶命のピンチですが、意外なものに助けられます。
映画DVD・大長編単行本
関連する短編作品
山おく村の怪事件
映画の冒頭、のび太は色々な家出先を検討しますが、その候補のひとつが、「高井山の山奥村」でした。
どこでもドアでそこに行き、「前にきたことあるんだ」と言っていますが、この短編が、その「前に来た」時の話だと思われます。
ユニコーンにのった
のび太の創り出した、ペガ・ドラコ・グリは、架空の動物なので普通の場所で生活させることはできません。彼らは、「空想動物サファリパーク」に引き取られることになります。
この短編は、その二十二世紀の「空想動物サファリパーク」に行くお話です。
まさに、ドラコのような竜が登場しますが、のび太は驚いて逃げ出しているので、この短編は映画より前の話なのでしょうね。