のび太とアニマル惑星
あらすじ
のび太が夜中に寝ぼけて歩いていると、ピンクのもやから別の世界にたどり着きます。そこは、動物たちが平和に暮らす、アニマルプラネットでした。
この星はとても平和でしたが、やがて大変な事件が起こり、のび太たちは星の住人を救うべく、大活躍をします。
名場面・名セリフ
動物達の世界
のび太が寝ぼけて辿り着いた動物達の世界でしたが、みんなに話しても、笑ってからかわれるばかり……。
のび太自身も最初は夢だと思っていましたが、それは確かに実在する世界でした。
宇宙救命ボート
アニマルプラネットから帰った後、そこの住人、犬のチッポくんからSOSの連絡が来ます。しかし、アニマルプラネットとの行き来に通ったピンクのもやは、もうありません……。
のび太が、「宇宙救命ボートを使ったらどうか?」と提案しますが、宇宙には地球型惑星が何千、何万とあるので、何か手がかりがないと……と、ドラえもん。
しかし、思いがけないところに、アニマルプラネットの手がかりが残っていました。
のび太達は、それを宇宙救命ボートにセットし、チッポくん達の救助に向かいます。
映画DVD・大長編単行本
関連する短編作品
アニマルプラネットへ行くのに使った「宇宙救命ボート」。
これが登場する短編は、結構あります。
行け! ノビタマン
ある日、庭でドラえもんが宇宙救命ボートの手入れをしています。
二人で船内に入り、のび太がただ一つだけあるボタンを何気なく押すと、船は発進してしまい、全自動である地球型惑星に辿り着きます。
辿り着いた星は、地球より重力がずっと小さく、のび太はスーパーマンばりの大活躍をするのでした。
のび太も天才になれる?
この話もシチュエーションはほぼ同じで、庭でドラえもんが手入れをしていた宇宙救命ボートのボタンをのび太が押してしまい、ある星に辿り着きます。ただし、今回はのび太一人で。
その星は地球そっくりなのですが、学力が全く違い、のび太が大天才になれる星でした……。
めいわくガリバー
小さい子の持っていた『ガリバー旅行記』の本を熱心に読むのび太。
人間の住んでいる星の中で「小さな」という条件を付けて、宇宙救命ボートを発進させます。
小さな人間の住む星で、ガリバーばりの大活躍をしたかったのび太でしたが、どうも思うようにことは進まないようで……。
気まぐれカレンダー
この話は、前の3作品とは違い、地球に危機が訪れた時に、地球を脱出して別の地球型惑星に避難する、という、この道具本来の目的として使われる珍しいケースです。
なんと、地球最期の日がきた、ということなのですが……。