のび太とブリキの迷宮
あらすじ
テレビをつけたまま眠っていたパパが夜中に目を覚ますと、「ブリキンホテル」というリゾートホテルのCMが。
のび太とドラえもんが行ってみると、そこは、しゃべって動くブリキの人形たちの住む、おもちゃの世界でした。
ところが、このおもちゃの世界は、今、重大な危機に瀕していたのです……。
名場面・名セリフ
ドラえもん絶体絶命
おもちゃの世界に迫ってきた敵に、ドラえもんは捕まってしまいます。
高圧電流の拷問を受け、ついに壊れてしまい、海のゴミ捨て場に、スクラップとして捨てられてしまいます。
どことも知れぬ海の底に捨てられ、自分で動くことのできないドラえもん。果たして、助かる見込みはあるのでしょうか?
北極の灯り
ジャイアンとスネ夫は、ロボットだらけの世界に潜入捜査をしますが、うまくいかず逃げ回る羽目になり、飛行機で北極に辿り着きます。
そこに灯りを見つけ、ジャイアンは、それは家だと思い、喜んで駆け寄ろうとしますが、スネ夫は、「ここは北極だよ、人間なんてすんでるわけないんだよ。」と、極めて現実的な考え。
その後、白クマの襲撃を受け、結局、その灯りの元へ逃げ込むことになりますが、二人がそこで見たものは、なんと……!?
映画DVD・大長編単行本
関連する短編作品
この映画は、短編作品で登場する道具があまり登場せず、話の展開についても、既存の短編で似たような設定があまり見つからないように感じます。
敢えて言えば、冒頭、友達がみんな休みの間にどこかに行くのに、のび太の家だけどこにもいかない、というシチュエーションは、短編作品でもたまに見られるものです。
行かない旅行の記念写真
スネ夫のハワイ旅行自慢に辟易ののび太達。
自慢話を避けるのび太に、
スネ夫: ははあ……。うらやましいもんで、ひがんでる。
のび太: なんだっ、ハワイぐらいでいばるなっ! ぼくなんか、世界一しゅうしてきたんだから
ああ、言っちゃいました。
すぐに世界一周に行きたい、というのび太の無茶な願いに、ドラえもんは「電車ごっこ」という道具を出します。でも、この道具、長いこと使っていないだけあって、「ニューヨーク」を「入浴」と勘違いし、銭湯に案内するという始末。
そこで、「インスタント旅行カメラ」で、偽造記念写真を作り、その場を凌ごうとするのですが、ちょっと調子に乗り過ぎて……。
温泉旅行
この作品では、珍しく、旅行に連れて行って欲しいことを訴えるのはママです。
困ったパパを助けるために、ドラえもんが「室内旅行機」で温泉旅館のフィルムを映し、家族で温泉旅行気分を味わいます。