のび太と夢幻三剣士
あらすじ
思った通りの夢を見ることのできる道具、「気ままに夢見る機」。のび太は、その夢カセット『夢幻三剣士』で遊びます。
ところが、このカセットは単に夢の中のおとぎ話では終わらず……。
名場面・名セリフ
謎の老人
のび太の前に現れた謎の老人。
彼はのび太に「知恵の木の実」なる木の実を渡し、宿題をあっという間に片付けさせたり、「夢幻三剣士」の世界で、もっと素晴らしい力を授かる、と教えたりします。
一体何者なのでしょうか?
白銀(しろがね)の剣
白銀(しろがね)の剣を手に入れた者は、天下無敵になり、また、その剣で竜を退治しその血を浴びると不老不死になる、とのこと。
のび太はライバルを出し抜いて白銀の剣を手に入れ、白銀の剣士となります。
かくしボタン
ドラえもんは、夢の中で四次元ポケットの道具を使い、夢の世界の秩序を乱したことをのび太に咎められ、反省します。
四次元ポケットは置いていき、さらに、「夢と現実を入れ替える」という「かくしボタン」を押し、まじめに夢の世界の冒険に向き合うことを決意します。
映画DVD・大長編単行本
関連する短編作品
この映画のように夢を操作したりする話は、短編でもいくつかあります。
ゆめのチャンネル
人の見ている夢を覗き見することのできるテレビの話です。
夢はしご
人の夢の中に入ったり、人を自分の夢の世界に引き込んだりできる、「夢はしご」という道具の話です。
サカユメンでいい夢みよう
逆夢(さかゆめ)、つまり現実の出来事と反対の出来事を夢で味わえる、「サカユメン」という薬を飲む話です。
現実で嫌なことばかり起これば、その分楽しい夢を見ることができますが、反対に、現実で良いことがいっぱいあった日の夢は……。
うつつまくら
これは、ちょっと異色な作品です。
「うつつまくら」というのは、現実と夢を入れ替えることのできる枕らしいのですが……。
読み終えた時、何が現実で何が夢なのか、良く分からなくなります。
冒険ゲームブック
この短編は夢の話ではありませんが、この映画と冒険の雰囲気が少し似ているので、ご紹介します。
一時期、ページを行ったり来たりしながら冒険を楽しめる、「ゲームブック」という本が流行しましたが、この「冒険ゲームブック」は、本の中に実際に入って、自分の体で行動しながら冒険をすることのできるゲームブックです。