のび太のねじ巻き都市冒険記
あらすじ
22世紀の福引きの外れ券の商品は小惑星。ほとんどは使い物にならないクズ星ばかりですが、最後の一枚は、立派な星でした。
のび太たちは、ぬいぐるみや人形に、「生命のねじ」で生命を吹き込み、その星に「ねじ巻き都市」を作ります。
名場面・名セリフ
ゴジちゃん
外れ券で引き換えた小惑星にぬいぐるみや人形を持ち込み「生命のねじ」で生命を吹き込むのび太達。
ジャイアンが持ってきたのは、ゴジラのようなぬいぐるみ。
のび太: そんなのがあばれたらこわいよ。
ジャイアン: ゴジちゃんをさべつするか。
「ゴジちゃん」なんてかわいらしい名前を付けてぬいぐるみをかわいがるという、ジャイアンの意外な一面が見られる瞬間です。
火口湖
のび太が打ち上げた人工衛星で撮影した小惑星の写真。
火口湖らしいものが移っている写真がありましたが、どうやら、底に光る物が沈んでいるようです。
ひょっとして、大金塊?
みんなで探検することになります。
熊虎 鬼五郎
強そうな名前ですね。
テレビのニュースによると、前科百犯の凶暴な脱獄囚で、警官隊と激しく撃ち合った後、姿を消したそうです。
どういった運命のいたずらか、彼はのび太の部屋に忍び込み、部屋にあったどこでもドアから、のび太達のいる小惑星に入り込んでしまいます。
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関連する短編作品
ゴジちゃんをかわいがるジャイアン。
柄にもなく、と思いますが、実はそんなジャイアンの一面が見られる短編があります。
おしかけ電話
相手のところへ飛び出してお話しができる「おしかけ電話」。
この電話でジャイアンの部屋に押し掛けたドラえもん。
ジャイアン: だれも知らないおれのひみつ。ほほほ。おれ、ままごと大すきなの。
ほうほう、そうなんですか。それはそれは。
ドラえもんは、この現場を目撃したことにより、口止め料としてどら焼きを手に入れます。
ジャイ子の恋人=のび太
ちょっと事情は違いますが、この短編には、こんなシーンがあります。
のび太: ぼ、ぼくほんとにきみのことすきなんだ。
ジャイアン: うれしいわ、のび太さん。
二人は空き地の土管の上に並んで座り、ジャイアンは、後ろからのび太の肩に手を回しています。
陰からこの現場を目撃してしまったスネ夫も、これにはびっくり仰天。
どういう事情か分かりますか? 分からない方は、ぜひ短編を読んでみて下さい。